「着床しにくい」・・・

着床しにくい ≒ 着床障害

着床障害漢方では、「着床障害」は血虚オ血が関係していると考えます。しかし、着床のメカニズムは、まだ「妊娠のブラックボックス」状態だそうです。「卵」と「子宮内膜」の関係を、「種」と「土壌」の関係に例えると、着床障害は「種が良いのに、種をまく土壌が良くないため、芽が出ない」状態といえます。子宮が冷えたり子宮内膜が薄かったり、また、厚すぎて硬いと着床が難しくなるのは、わかりますよね。

子宮内膜に着床しないのは、

1.血のめぐりが悪い「オ血」 
2.妊娠に不可欠な血不足の「血虚」 
3.陰と陽のうちの陽の機能低下の「陽虚

などが関係していると考えます。

治療としては、「オ血」があれば「冠元顆粒・冠源活血丸」「桂枝茯苓丸」などを月経中心に用います。「陽虚」には、腎陽の漢方薬を、「血虚」には、血を補う漢方薬を用います。子宮内を温め、内膜を柔らかく保てるようにする養血温陽を行います。周期療法では、着床だけを診るのではなく、周期全体を診、全体を調節していきます。

漢方の効能効果は、

1つは、内分泌(ホルモン)の乱れ
1つは、自律神経(ストレスなど心、精神的な問題)の乱れ
1つは、免疫系の乱れ

を改善すると考えられています。 あなたに質問です。
「あなたは、着床しやすい体質ですか?」

着床とは、タイミングよく卵子と精子が融合した受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら発育し、およそ48時間かけて子宮に到達します。そして既に受け入れ態勢を整えていた子宮内膜に取り付き、徐々に母胎と結びつきます。この着床は、排卵から10日前後で完了します。

あなたの体質は着床しやすいか?のチェックポイント

1.黄体機能の働き 2.冷え症の有無 3.卵子の質の低下 4.サイトカイン(漢方による不妊治療のメリット:着床の窓参照)

1.黄体機能の働きチェック黄体からの卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が正常でないと子宮内膜の増殖と分泌がなされません。着床するためには、エストロゲンで子宮内膜が増殖され、次にプロゲステロンの分泌される必要があります。

黄体機能不全の原因は明らかになってはいませんが、日常の生活や、自律神経なども影響しているといわれています。基礎体温の高温相(黄体期)10日未満と短かったり、低温相(卵胞期)との温度差が0.3度未満と少ない場合は、黄体機能不全が疑われます。

2.冷え性健全な子宮内膜を形成するためには、冷え性、特に下半身の冷えに注意するとよいといわれています。冷え性は自律神経の乱れにも影響し、その結果、黄体機能の働きにも影響しかねません。適度な運動とバランスの良い食事や生活リズムを心がけましょう。

3.卵子の質の低下卵子と精子が融合しても、細胞分裂が活発におこなわれないと発育して着床することはできません。「卵子の質」が悪いと受精や着床、分裂がうまく行かず着床できたとしても流れてしまうケースが高まるといわれます。ミトコンドリアが注目されていますが、一つの要因にすぎません。他にも改善する点がたくさんあります。

●不妊の原因の半数が卵子の老化
いま、30代・40代の女性たちが衝撃を受けています。健康なのに、妊娠の可能性が低いと告げられるからです。原因「卵子の老化」です。 NHKでも放送されご存知の方の多いと思いますが、「卵子の老化」は深刻な問題となっています。 老化した卵子は妊娠の可能性を下げるだけでなく不育症奇形のリスクも指摘されています。

4.サイトカイン (漢方による不妊治療のメリット:着床の窓 参照)最近の「着床」の研究でわかったことがあります。それは、着床には「サイトカイン」という体内物質が密接にかかわっていることがわかりました。

リフ(LIF)とトランスフォーミング・・・という体内物質がないとどんなに良い受精卵が子宮内膜にたどり着いても、そして、内膜の厚さが適当であっても「たどり着いたら着床の準備をすすめて!」という伝達物質、つまり、サイトカインがないと着床が難しいことがわかりました。

良い受精卵が毎回採卵できるのに、毎回着床が・・・という患者さんがおられてチェックしたところまさしくそうで、「着床に問題あり」という反応がでました。受精しても・・・着床しない。だからできるまで繰り返すしかない。今の高度生殖医療技術では「受精」ができても「着床」が解決されていないようです。

受精は、顕微鏡下でできても、着床は女性の体内でしかできないのです。女性の「体づくり」がすべてなのです。「着床」には、「サイトカイン」分泌が必要なのです。漢方薬やサプリの中に種類はすくないのですが、「サイトカイン」を分泌させるものがあります。

私の最近の考えですが、高温期は、前半と後半とでは大きくシステムが異なると考えるようになりました。高温期には、「分泌期」と「着床期」の2期が 明らかに存在するという理論です。したがって 使われる薬も異なってくると考えます。さらに、着床の前段階の「受精卵の分割停止」 も 深刻のようです。先日、「人工授精をおこないましたが、分裂が止まってしまいました」と 意気消沈した患者さんが来られました。受精卵は、受精すると「接合子」「2細胞期」「4細胞期」「8細胞期」「桑実期」「胚盤胞」と変化し、着床します。調べてみますとほとんどの場合、「2細胞期」「4細胞期」で 分裂が止まるようです?

医療界の世界ではわかりません。でも、 漢方薬とサプリを使うことで確率がアップする!と。

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