高温期の体温が37.2度を超えることが多く、体が熱っぽく感じるようになってきます

高温期の体温個人差もありますが、高温期の平均温度は、36.7度程度です。これより高い場合は陰陽のバランスが崩れている可能性があります。体の潤いが消耗され、熱症状が発症した状態(陰虚火旺)になっていると考えられます。

この場合、
・ のどが渇き易くなる
・ 排卵期のおりものが少なくなる
・ 性交痛
(性交時の分泌減少のため)、といった症状が現れ易くなります。

気のめぐりが悪いため、イライラし、怒りっぽくなり、ストレスを強く感じたり、胸が張ったりする人は、日によって体温が高くなり過ぎることが多いです。このようになる原因は、クロミッドなどの排卵誘発剤の長期連用で起こることもあります。高温期が短く、冷えのぼせ(下半身は冷え、上半身がほてる)などの兆候があれば、注意が必要です。体への負担が大きいので、一時治療を休む決断も必要かと思います。

また、陰の消耗が激しいと、卵胞期の卵胞の成長も悪くなるために、妊娠そのものが難しくなることもあります。体の潤いを補う漢方薬を組み入れ、体のバランスを整えることに取り組むことも必要かと思います。

排卵誘発剤の連用

排卵誘発剤(クロミッド、セロファン、フェミロン、オリフェンなど)を連用すると、月経量が減少することがあります。また、子宮内膜が薄くなったり着床しづらくなったりもしますので連用には、ご注意ください。そういう時には、「卵胞発育期」を中心に、体に不足するものを補う必要があります。中医学では、「オ血」や「血虚」を考えます。まず、月経期に血のめぐりを良くする漢方薬を用います。

卵胞期(子宮内膜が増殖する)には、卵胞を成長させ、エストロゲン(子宮内膜を厚くするホルモン)の働きを促すために、陰(体の潤い)や血を補う「婦宝当帰膠」「胎盤エキス」などを用います。その他、排卵期や黄体期にも必要に応じて漢方薬を用います。

排卵誘発剤の作用と副作用

作用としては、排卵を促す作用があります。主に、排卵障害のある不妊症の方に用いられます。まず、脳に作用後、排卵が起こります。個人差がありますが、子宮内膜や頸管粘液への悪影響が報告されています。効きすぎた時には、卵巣が腫れてくる場合もあります。

主な副作用
・ 下腹部の張や痛み
・ 物がかすんで見える
・ 霧視などの視力障害
・ 発疹
・ 精神変調による頭痛、情緒不安定
・ 悪心、吐き気、食欲不振
・ 顔面紅潮、尿が増える、口が渇く、疲労感など

重大なものとしては、卵巣過剰刺激症候群(卵巣の過剰刺激による副作用)でみられる卵巣の腫れ腹水の症状があります。

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