中医学と西洋医学の対応

中医学と西洋医学の対応西洋医学では、アトピー性皮膚炎は寛解と増悪を繰り返す痒みのある湿疹(性病変)でアトピー素因をもっていて、その素因としては、
家族歴既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のうち、いずれかに罹ったことがある)と
IgE抗体を生成しやすい素因 があると定義されています。

治療方法としては、根治療法はありません。あくまでも「対症療法」です。自然寛解も期待されるため、日常生活を問題なく送れるようにすることを治療の目的としています。

●「病因病理」に基づき診断を下すので診断は「不変性」という特徴があります。
したがって、治療の基本は、ステロイド外用薬と抗ヒスタミン薬が使われ、治療法は年齢、症状にかかわりなく、一生ほぼ「同種の薬」が使われます。

それに対して中医学では、「弁証(診断)により論治(治療)」という考えです。

臨床症状(状態)を重視し、一定の症状群にまとめる "証" という診断が下されます(弁証:診断)。
つまり、診断に「変動性」があります。治療(論治)は、弁証(診断)により違ってきます。

アトピー性皮膚炎は、いろんな「病気の状態:症状」に区別されます。例えば、'赤い'アトピー、''ジュクジュク'アトピー、''ガサガサ'アトピー、''黒い'アトピーといった具合に、大きく4つのタイプに分かれます。これらの症状は'人と自然界'、'体内環境''先天不足と後天失調''ストレス、皮膚と心の問題'や'年齢'などが起因します。

先ほど述べたように、弁証(診断)に従い 論治(治療)も当然変わってきます。赤いアトピーには竜胆瀉肝湯、ジュクジュクには除湿胃苓散、ガサガサには当帰・・・といった具合に漢方薬が変わります。

また、中医学ではアトピー性皮膚炎の発症・症状・治療に対応する3つの公式があります。'発症には 外邪・肌の弱さ・食生活・環境・七情・内臓機能などの原因で、紅斑・滲出・ビラン・丘疹・結節・鱗屑・苔線癬化などの'症状が表れます。そして、それに対し'治療:清熱解毒・利湿止痒をメインとし、養血風、健脾、補腎など、がなされます。

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